ミシュラン☆予約が取れない人気店。上質な空間で贅沢な「懐石料理 三木」は素晴らしい！

三ノ宮駅からほど近く、トアロードにある白い瀟洒なビルの1階にありますガラス張りの玄関「懐石料理 三木」では、広すぎず狭すぎず落ち着いた上質な雰囲気の中、至極の懐石料理を堪能いただけます。ミシュラン☆の店内にはカウンター8席とお座敷4名席（個室）があり、お一人様はもちろん、複数の方々でのお食事にも最適です。店主の誠実な人柄が表れたお料理が愉しめます。

メニューはすべておまかせコースで、お昼も同じコース料理となります。
【昼】
6,000円
9,000円（要予約）
【夜】
7,000円
9,000円（要予約）
意外なのが、この価格は税込であるということです。

店内はカウンター8席と4名の座敷からなますが、広すぎず狭すぎず、カウンター内の店主と程よい距離感でお食事ができる、落ち着いた雰囲気なで、ゆったりと寛ぎながら、懐石料理が堪能できます。

四季折々変化を大切に、旬で上質な素材を使用した、ミシュラン☆付きレストランのお料理と美味しい日本酒で自然と笑顔が溢れる時間を過ごすことが出来ます。まずは胡麻豆腐から始まります。

続いて椀物は蛤真丈（しんじょ）です。素敵なお椀にたっぷりと蛤の出汁が口の中をまろやかにしてくれる素敵な吸い物でした。

お料理は朝死にの盛り合わせとなりますが、ビールから日本酒（久保田）に移って明石昼網のシマアジや鯛、貝柱と中トロなど6種類の盛り合わせは品質、味と申し分の無い内容です。お酒が進みますね。

同じく（久保田）のこの時期はギリギリ残っていた吟醸生原酒がありましたので最後の最後の一滴までいただきました。度数は19℃とやや高めですが、次のお料理にはよく合う辛さのお酒でした。

そのお酒に合った彩が豊かな季節のお料理が登場します。下の写真の手前右の筍の煮物は最高でした！また右奥のしらすや左のホタルイカは絶品で、またまたお酒が進んでしまいます。

ビックリするほど大きな鯛の頭煮が柔らかくてよく煮つけられて、あっさりとしたお味でお盆いっぱいの大きなお皿で登場です。お酒は久保田の吟醸生原酒がなくなったので、元に戻しました。

こちらからが7,000円と9,000円コースの違いです。一品の違いですが、内容が相当高級になるようです。日によって違うようですが、今回はすっぽんでした。とろとろした食感と何とも言えない出汁がこじんまりとした土鍋で登場します。これにはビックリ美味し過ぎます！

優しい女将さんから「お腹は大丈夫ですか？これでご飯になりますので」とお声がけいただく優しさ♬さすが気配りも☆級です。メニューは3種類から選べる内容ですが、先ほどいただいたホタルイカが美味しかったので、鯛茶漬けもありましたがホタルイカの小丼にしました。プリップリのホタルイカが美味し過ぎました。

最後のデザートも選べますが、季節であるイチゴのゼリー寄せにさせていただきました。甘酸っぱく口当たりの良いデザートです。

あれっ！？最後のデザートじゃなかったの？って思わず言ってしまったぐらいビックリしたお餅が出てきました。もうお腹いっぱいです。柔らかい上品なお餅でしたのでペロリといただいてしまいました。

女将さんが最後にお茶をたてていただけます。こんな上品な懐石料理をいただけて幸せです。

ミシュラン☆を取るだけの質と量がありました。この価格であればかなりお得だと思います。もう少しお酒やワインの種類があっても、もっと良かったかも知れませんが、飲みすぎちゃったでしょうね。これぐらいがちょうどいいのかも知れません。とにかくお得な内容ですので、予約は取りにくいですがオススメです。