飾らない本物の味を受け継いでいる 神戸で最も古いリストランテ「ドンナロイヤ」

創業1952年、イタリア人のジュセッペ・ドンナロイヤが神戸の旧居留地に店を開いて以来、飾らない本物のイタリア伝統の味を受け継いでいるリストランテです。オープン当初は外国人を中心とした社交場として人気を博したそうです。

いつもいただく前菜のミル貝とイワシのマリネです。ちゃんとシェアしてサーブいただけるのはさすがと言う他ありません。

いつもワインは赤か白か迷いますが、本日はお肉をいただきたかったので、お好みである赤のモンテプルチアーノダブルッツオにしました。

前菜の後はパスタをいただきます。どれも美味しいので迷いますが、赤ワインに合うカルボナーラにしました。黒胡椒が絶妙にチーズとクリームに赤ワインとマリアージュしています。

こちらはトマトソースのパスタ。

メインは四元豚のポークソテーです。え？三元豚じゃなくて？そう四種類の豚の掛け合わせです。そんなに多くないとのことでしたが、どーん！とデカいのがやって来ました。

分厚い！

お肉も当然ながら、脂が美味しくてたまりません。さすがのお肉です。ドンナロイヤさんがお肉をオススメいただく時は間違いのないお肉なのでちゅうちょなくオーダーしてしまいます。

最後はエスプレッソでお口直しで御馳走様です。

神戸で最古のイタリアンとして有名ですが、dandyがこの店の価値として言いたいのは、皆さまのサーブや接客が凄くいいということです。その日のオススメのメニューを黒板に書いて持ってきてくれるし、凄く美味しそうに一つずつ説明をしてくれるんです。説明を聴いていてワクワクするということがなかなかない時代に美味しくてそんなお店は大切にしていきたいですね。